発行元 赤石 雅典 .
エディションノート
(概要)
「Python×サイエンス=楽しいプログラミング」身の回りにあるデジタルガジェットをPythonでプログラミングしたい! スマホでも気軽にたのしくプログラミングしたい! そんな衝動に駆られることがありませんか。Pythonは機械学習や統計やRとか、小難しいことに使うばかりではありません。プログラミングしたい人にとって自由にコーディングできるすばらしい言語体系なのです。目の前の事象を科学で分析し、Pythonでプログラミングすると、爆発的に面白い世界が広がります。スマホと組み合わせることもできるので、身近な環境で試すこともできます。なんでもPythonプログラミングしてみませんか? きっとコンピュータのパワーを使うたのしさにも目覚めるでしょう。本書を片手に未知の力を手に入れましょう!
(こんな方におすすめ)
・機械学習に使うだけでなく、なんでも自由にプログラミングしてみたいプログラミング初心者、高校生、大学生に。
(目次)
序章 本書の実験環境の作り方
第1章 光の研究
1-1 スマホで血管年齢(動脈硬化)を診断してみる
1-2 1.5億km先で輝く熱い太陽、表面温度をはかる!
1-3 物体の材質感を決める「光の反射」をリアル再現
第2章 流体力学の研究
2-1 泡が沈む!? ギネスビールの謎を解く!
2-2 Pythonで世界の地図を使って街の風を流体計算
第3章 音の研究
3-1 ステレオ音声動画の「音源方向」を可視化する
3-2 Python/Pyoで万能シンセサイザーを作る
第4章 画像処理の研究
4-1 「理想の肉体に変身できる」妄想カメラ
4-2 銀塩写真をスマホカメラで再現してみる
4-3 カメラを2台並べて「奥行きや色」を計測しよう
4-4 WebGLや立体ディスプレイで立体質感表示する
第5章 AR(Augmented Reality)の研究
5-1 「本当なら見えるはずの星空」を景色に重ねて映すカメラを作る
5-2 災害から犯罪情報まで「電脳メガネ」で眺める
5-3 風速や磁場を可視化するAR拡張現実ソフト
5-4 イヤホン端子と電子工作でスマホ機能を拡張する
第6章 三次元画像処理の研究
6-1 スマホのカメラで三次元立体顕微鏡を作る
6-2 スマホセンサ値で「三次元移動経路」を記録する
6-3 多視点撮影や動画撮影から三次元空間を作り出す
6-4 多視点撮影で「自由視点画像」を作ってみよう
第7章 物理計算の研究
7-1 カメラで「ビリヤードのボール軌道」を予測する
7-2 「バスケのフリースロー」で学ぶ物理計算
7-3 プレート境界で揺れ動く日本列島を可視化する
第8章 数学と分析の研究
8-1 手回し計算機で「円周率計算」に大挑戦
8-2 「身長・体重分布」を調べる「タレントの真実」をPythonで明らかにしてみる
8-3 アイドルの公称数字を統計分析してみよう
8-4 Jupyter Notebook上で大都市周辺の人流分析
8-5 Pythonで東証株解析をしてみよう